★実録内容証明 ★「不貞慰謝料請求の体験談|8年目の結婚生活が壊れた日」
★実録内容証明 ★「不貞慰謝料請求の体験談|8年目の結婚生活が壊れた日」
発覚の瞬間
「なんでこのタイミングでスマホを見てしまったんだろう」
あの日のことを思い出すたび、今でも心臓がぎゅっと痛む。それはただの直感だった。夫の態度が少しずつ変わっていたのを、私の本能が察知しただけ──そう信じたかった。しかし現実は違った。
LINEでの発覚
2023年6月、2人目の子どもが幼稚園に入ったばかりで少しだけ自分の時間ができたころだった。夫のスマホがテーブルに置きっぱなしになっていた。ふと見てしまったLINE──そこには、私の知らない“彼女”との甘いやり取りがあった。
「ゆめ、今日も会えて嬉しかった」
「昨日のキス、まだ思い出してる」
心の葛藤
指が震えた。でも一番苦しかったのは、“彼女”が夫が既婚者であることを知っていたこと。それからの日々は地獄だった。夫を問い詰めることも、何も知らないふりをすることも選べなかった。
小さな子どもたちの前で泣くわけにもいかない。私が壊れたら、この家庭が崩れる。だから私は、壊れることすら許されなかった。
SNS調査と探偵依頼
夜中、スマホのライトだけを頼りに、彼女のSNSをひたすら調べた。Instagramには夫とよく行ったカフェやお揃いのキーホルダーの写真。怒りと悔しさが胃の奥に溜まっていく。
ある日、ついに探偵に調査を依頼し、決定的な写真を入手した。
内容証明郵便の送付
行政書士の先生に相談し、内容証明の作成を依頼した。私が書いた原稿には感情が滲んでいたけれど、先生はそれを一つ一つ法的な言葉に整えてくれた。
そして、2023年7月、彼女宛に一通の内容証明郵便が送られた。
「あなたの行為は、不法行為(民法709条・710条)にあたります」
「慰謝料300万円を1週間以内に支払うよう求めます」
彼女からの反応
3日後、彼女からLINEが届く。「奥さんから手紙が来たんだけど、どういうこと?」「ふざけないでよ。私は被害者なんだけど?」
思わずスマホを落としそうになった。加害者である彼女が、“被害者”を名乗る。怒り、悲しみ、呆れ、憎しみ……すべてが一気に込み上げてきた。
夫との対峙
その夜、夫が帰ってきた。「話がある」とだけ言って、私は静かに彼の前に座った。そして、彼女に送った内容証明の控えを出す。
彼は一瞬、目を見開いた後、急に机を叩いた。「なんでそんなことするんだよ!俺の立場考えたのか?」言葉を失った。私の気持ちも、子どもたちの生活も、すべて壊したのは誰?私が怒る資格すらないとでも言いたいの?
法的措置と和解
弁護士の先生が正式に彼女へ通知書を出してくれた。“支払わなければ法的措置を取る”という文面を添えて。
すると──驚くほどあっさりと、彼女から連絡があった。「弁護士とか、やめてよ」「50万だったら払うから、それで終わりにして」
最初に請求していたのは300万円。でも、私は金額よりも“責任を認める”ことに意味を感じていた。「あなたが夫と不倫関係にあったことを認める」「今後一切、連絡や接触をしない」その2点を文書にして、署名と印鑑を押すこと。私はそれを条件に、慰謝料の減額を受け入れた。彼女はしぶしぶながら応じた。
離婚と新生活
夫との関係は離婚という決断をした。もちろん簡単ではなかった。しかし、私は子どもたちと一緒に安心して暮らせる環境を選んだ。
家を出て新しい賃貸に引っ越した。子どもたちは最初こそ戸惑っていたが、今では毎日笑ってくれる。
体験からのメッセージ
時々ふと思う。「私はあのとき、よく戦った」誰かに笑われてもいい。「そんなの時間の無駄」「お金の無駄」と言われてもいい。
私は、“自分を大事にした”という事実を、これからも誇っていたい。そして、もし同じように悩んでいる人がいたら、この体験が少しでも背中を押せる存在であってほしい。
まとめ
配偶者の不倫発覚は、精神的にも生活的にも大きな影響を受けます。しかし、感情だけで動くのではなく、証拠の収集や内容証明の送付など、法的手続きを踏むことで、子どもや自身の生活を守ることが可能です。
不倫相手に慰謝料請求を行う際は、行政書士や弁護士に相談することで、適切かつ安全に進められます。
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配偶者の不倫・不貞慰謝料請求でお悩みの方へ。
「内容証明を送りたいけれど、どんな文面にすればいいか分からない」「相手や配偶者との関係をこれからどう整理していけばいいのか不安」という場合は、一人で抱え込まずにご相談ください。
事案の整理から、内容証明の文面作成サポート、弁護士への引き継ぎのタイミングまで、状況に合わせてサポートいたします。
内容証明サポート・料金プラン一覧
ご自身で試したい方から、住所を知られたくない方まで。
目的とご予算に合わせてお選びいただけます。
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