【危険な出会い】マチアプ、SNSがきっかけの不倫はトラブル急増中!慰謝料請求の注意点と進め方

【危険な出会い】SNSがきっかけの不倫はトラブル急増中!慰謝料請求の注意点と進め方
Instagram・X(旧Twitter)・マッチングアプリ・ゲーム内チャット…
SNSをきっかけにした不倫は、近年爆発的に増えています。
匿名性の高さ、家庭があることを隠しやすい環境、いつでも気軽に連絡できる利便性。
これらが不倫の「温床」となり、トラブルの深刻度も増しています。
この記事ではSNS発の不倫で慰謝料請求を成功させるためのポイントを、行政書士目線で解説します。
SNS不倫が増えている理由と特徴
1. 匿名性と距離感の近さ
SNSでは素性を偽ることが可能なため、「既婚である事実」を意図的に隠すケースが非常に多いです。
また、会う前から感情的なつながりが深くなる傾向もあります。
2. 連絡が途絶えにくい
LINEで既読無視をされても、SNSから再接触するなど、関係が続きやすいのが大きな問題。
物理的距離を超えて関係が継続し、家庭崩壊に至るケースも珍しくありません。
3. 証拠隠しが容易
「消えるメッセージ」「アカウント削除」など、証拠保全が難航することが増えています。
スクショ・バックアップが鍵になります。
SNS不倫は発覚すると深刻化しやすく、証拠確保にスピードが求められます。
慰謝料請求できる条件とは?
1. 「不貞行為」があったか
一般的に肉体関係の有無が重要。
ただし、ラブホテルの出入り、親密な旅行、性的なメッセージなども状況証拠として評価
2. 相手に故意または過失があるか
例:既婚者と知っていながら関係を続けた場合
証拠:SNSで「奥さんいるのに」「旦那にバレない?」などの発言
3. 結婚生活への重大な悪影響
精神的苦痛や家庭崩壊の証拠が重要。
例:睡眠障害・別居・家庭内不和の悪化など。
Q: SNS上のやり取りだけで慰謝料請求できますか?
A: 「精神的浮気」の段階では難しいですが、
相手の行動次第では請求可能な場合もあります。
弁護士・行政書士へ早めに相談を。
証拠収集が命!押さえるべき3つのポイント
1. SNSのメッセージ履歴
- スクリーンショット(日時含む)
- 不倫を示す文言(ホテル予約・写真・性描写)
- 相手の既婚認識
2. 特定可能な情報
相手の本名・勤務先・住所が分からないと内容証明を送れません。
プロフィール、友人タグ、画像から推定することも。
3. 出会いの経緯の記録
いつ・どのSNSで接触したかを時系列化。
関係悪化時の証言として有効です。
証拠は「削除される前に」確保。 スクショは複数バックアップし、印刷保管も推奨。
慰謝料請求の進め方:SNS不倫版ロードマップ
① 事実確認と証拠収集
感情ではなく事実を集めることから始めます。
証拠が揃えば揃うほど、有利な交渉が可能です。
② 内容証明で正式通知
不倫相手へ慰謝料請求書を内容証明で送付。
「逃げられない」という心理効果が大きいです。
③ 交渉 or 調停へ
交渉が難しければ家庭裁判所の民事調停へ。
実務ではここで解決することが多いです。
④ 訴訟も視野に
証拠が強く、相手に支払い能力があれば判決取得で回収へ。
Q: アカウントを削除されたら終わり?
A: いいえ。
削除前のスクショ・メッセージ控えが証拠になります。
ログイン履歴や端末証拠が追加で取れる場合も。
慰謝料請求の注意点:落とし穴に要注意!
1. 本名や住所不明のまま突っ走らない
特定できない相手には請求できません。
特定作業は専門家に依頼する方法も有効です。
2. 感情的なメッセージを送らない
脅迫・名誉毀損と取られる内容は逆にリスクとなります。
公式な書面が最強の防御です。
3. 「既婚の認識」が取れなければ弱い
相手が「知らなかった」と主張する可能性があるため、証拠確保は徹底。
4. 時効に注意
不倫慰謝料の時効は通常3年。
迅速な行動が必須です。
SNS不倫は発覚後の動きで結果が変わる。
証拠確保と内容証明が勝負の分かれ目です。
迷ったらすぐ専門家へ相談を。