
クロフネ行政書士事務所開業ストーリー
ごあいさつ
はじめまして。クロフネ行政書士事務所、代表の深沢文敏です。
クロフネ行政書士事務所と名付けた経緯は「明治維新の始まりは黒船来航がきっかけ」との話に依ります。
私も社会が変わるきっかけを創りたい、最初の一歩になりたいとの思いから名付けました。
行政書士会への登録の際は「事務所名は苗字が普通」と言われ難色を示されました。
私はこれまで企業の経営支援や店舗開発、そして数々の人生の波を乗り越えてきた「行政書士 × 現場たたき上げ」の専門家です。
法律という“静かな武器”を手に、人間関係のトラブル、契約、通知書など、言葉であなたの権利と想いを届けるお手伝いをしています。
かつて「ペリー提督」をモチーフに、金の肩章をつけてセミナーを行っていたこともあり、「ペリー先生」の愛称でご相談いただくこともあります。
法律や手続きは堅苦しく思われがちですが、私の信条は「わかりやすく、親しみやすく、そして何より誠実に」。
あなたが「一人で悩まないで良かった」と思えるよう、全力で寄り添います。
まずは、お気軽にご相談ください。
行政書士事務所立ち上げのストーリー
出発のとき ― 安定からの離脱
私はかつて、一部上場企業に勤めるごく普通の会社員でした。給与も安定し、世間的には順調なキャリアに見えたかもしれません。
しかし心の奥では「このままの人生でいいのか?」という違和感が少しずつ大きくなっていきました。
独立への意欲が芽生え、学生時代の取得していた行政書士での独立を模索し始めました。さまざまな独立方法を考える中、「行政書士として生きていこう」と決断。しかしその思いを口に出すと、すぐに周囲からの反発が返ってきました。 「行政書士なんて食えない」「安定を捨ててどうするの」──そんな声に、自分でも迷いが生まれました。
それでも諦めきれず、セミナーやネット情報を駆使して、法人設立や民泊など当時話題の業務に的を絞り、集客方法を勉強。そして、ついに行政書士として独立を果たしました。「これはうまくいくかもしれない」と思った瞬間でした。
どん底と再生 ― 人生最大の試練
しかし、現実はそう甘くありませんでした。集客はうまくいかず、収入は激減。なかなか仕事が取れない日々が続きました。精神的にも追い込まれ、家庭にも亀裂が入り、妻と離婚。家を出て、シェアハウスでの生活が始まりました。
そして50歳にして、ついに私はフリーターに。借金返済に追われ、コンビニでおにぎり1つを買うのも迷うような日々。これまでのキャリアや資格が、まったく役に立たない現実の前に、心が折れそうになりました。
そんな中、ある企業に雇ってもらえる機会がありました。安定した収入が入り、何より「誰かに必要とされる」ことのありがたさを痛感しました。数年かけて借金も完済。この経験が、私の人生観を根本から変えました。