LINEのスクショは証拠になる?内容証明で活用する方法を徹底解説
LINEのスクショは証拠になる?内容証明に添付できるかを徹底解説

①:「このLINEのやり取りって、証拠になるのかな…」
②:
女性「このメッセージ、内容証明に使えますか?」
行政書士「はい。条件を満たせば、証拠として添付できますよ。」
③:「『辞職は黙認なく』…これ、ちゃんと残しておきましょう」
④:
女性「内容証明で伝えられて安心しました!」
行政書士「これでトラブル回避に役立ちますね。」
LINEのスクショって証拠になるの?
LINEのスクショって証拠になるの?
現代では、LINEのやり取りがビジネス・プライベートを問わず広く使われています。
たとえば「お金の貸し借り」「退職の意思表示」「約束の確認」など、LINEの画面に重要な証拠が残っているケースは非常に多くあります。
ではそのLINEのスクショ(画面の画像)は、法的な証拠として有効なのでしょうか? また、内容証明郵便に添付して使うことは可能なのでしょうか?
結論:LINEのスクショは証拠になりうる
LINEのスクリーンショットは、裁判などでも「証拠として提出されることがある」有効な手段です。
ただし、そのまま提出しても「本当に相手が送ったのか?」「加工されたのでは?」といった問題があるため、証拠力を補強する工夫が求められます。
LINEのスクショを証拠とする場合の注意点
- やり取りの前後関係が分かるよう、必要な部分を複数キャプチャする
- 日時・アイコン・名前などがはっきり写っていること
- 加工やトリミングをしていないオリジナルであること
- できればLINEの「トーク履歴のバックアップ」も保存する
これらの点を押さえることで、「このやり取りは本物です」という信頼性が高まります。
内容証明にLINEスクショを添付できる?
内容証明郵便は「文書」のやり取りを記録する手段です。
基本的にはテキスト情報が中心です。
例えば、「このようなLINEメッセージがあったため、〇〇を請求します」という形で、証拠の裏付け資料として加えるのが一般的です。
公的機関や裁判で使用する場合は、証拠一覧の一部としてスクショ印刷物が採用されることがあります。
スクショを使う際の文書作成のポイント
内容証明にLINEのやり取りを活用する際は、以下のように文書を構成するのが効果的です。
- 事実経過の説明(いつ、誰と、どういうやり取りがあったか)
- LINEのやり取りの要約(全文書く必要はなし)
「事実 → 根拠(LINE) → 要求や意思表示」という流れが明確になるように文面を整えることで、相手にも法的にも説得力のある内容証明となります。
行政書士に依頼すれば安心して提出できる
行政書士は意思表示文書の専門家です。
ご依頼者様の意図を正確にヒアリングし、LINEのやり取りを参考にしながら適切な内容証明を作成します。
添付書類の整理や、文書構成の整合性チェックなども含めてサポートしますので、初めての方でもご安心ください。
LINEの内容を証拠にしたいケースの例
- 金銭の貸し借りに関するやり取り
- 婚約破棄や慰謝料に関する合意
- パワハラ・セクハラ・嫌がらせの証拠
- 退職の意思を伝えた証拠
これらはいずれも「証拠を残すこと」が大切なケースです。LINEの履歴を正しく活用することで、自分の立場を守る大きな助けになります。
まとめ:LINEは現代の重要な証拠手段
LINEは今や多くの人が使う「重要な証拠媒体」です。
トラブルや法的通知の場面では、そのやり取りを正しく文書化し、証拠として活かすことが大切です。
内容証明で証拠を形にする。それはあなたの不安を整理し、「ちゃんと伝えた」という安心につながります。